木構造振興(東京都港区)と(公財)日本住宅・木材技術センター(東京都江東区)は1月18日、林野庁補助事業「CLT建築物等普及促進事業」の一環として実施する「協議会が取り組む実証的建築支援事業(通称:CLTを活用した建築物等実証事業)」について14件の提案事業を採択したと発表した。
同事業は、CLT(直交集成板)を活用した建築物の設計・建築等の事業を募集し、その実証および過程での課題点や解決法の提案を協議会によって検討するもの。昨年11月9日~12月6日の公募期間に応募された28件の中から検討委員会による審査を経て、今回の14件の採択を決定した。
採択した事業には、有限会社シンタニ/一級建築士事務所平井政俊建築設計事務所による「(仮称)代官山猿楽町プロジェクト新築工事の建築実証・設計実証」(地上3階、地下1階の店舗+店舗付住宅、延べ面積=約172.7m²)、なかむら建設/松阪木材による「なかむら建設(株)明和事務所新築工事の建築実証」(平屋建て、延べ面積=245.94m²)などが見られた。
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