トイレ・洗面室まわりの業界団体、一般社団法人日本レストルーム工業会は1月17日、トイレ操作パネルにおける絵記号「ピクトグラム」の標準化を図るため、主要8項目のデザインを発表した。訪日外国人観光客の増加を受け、「誰にでもわかりやすいトイレ空間」を目指したもの。同工業会に加盟する国内主要メーカー9社の2017年度以降の新製品に順次採用していく予定。ISOによる国際標準化も目指す。
今回発表した標準ピクトグラムは、「便ふた開閉」「便座開閉」「便器洗浄(大)」「便器洗浄(小)」「おしり洗浄」「ビデ洗浄」「乾燥」「止」の基本操作に関する計8種類。2014年から検討してきた。策定にあたっては、日本だけでなく海外も対象としたアンケート調査での検証を行って、直感的なわかりやすさを追求した。
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