真の意味で地域に根差し、地域になくてはならない工務店へ
国内の住宅着工がピークを迎えていた1977(昭和52)年2月、現在私が経営を任されている株式会社銘建が設立されました。したがって来年度で設立40周年を迎えます。同じように、現在多くの地域工務店が設立・創業から40~50周年を迎えておられます。長きにわたり地域に根差した家づくりにまい進し、誠実に経営してこられた成果だと、心よりお慶び申し上げます。
多くの地域工務店が産声を上げた1970年代と比べ、時代は大きく変化しています。約40年前と比べると住宅着工戸数は60%を割り込み、将来的には更に30~50%の落ち込みが予想されています。家のつくり方も大きく変わり、働く人の考え方・価値観も多様化が進んでいます。
さらに厳しい時代が予想される現在、本質的で正しい考え方を今の時代に適した形でどのように伝えていくかは、これからの地域工務店経営者にとって最も重要な課題です。本質的でありながら時代や環境の変化に対応する不易流行型の組織が生き残るとするなら、これからの地域工務店がどのような形で進むべきなのかを真剣に考えるべきであり、そのタイムリミットは遅くてあと2~3年といったところではないでしょうか。
以下、これからの地域工務店像を考え、私なりに実践していることをお伝えしたいと思います。
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