LIXILホームファイナンス(東京都千代田区)は1月4日、LIXILフラット35とLIXIL住宅つなぎ融資を利用することで誰でも利用できる「完成サポートサービス」の提供を開始した。
工務店が万が一の理由により工事を継続できなくなった場合、前払い金の損害や、代替建築事業者の工事引き継ぎによる追加費用を一定の範囲内で保証することで、施主の住宅の完成をサポートするもの。工務店はLIXILフラットの取次店登録が必要となるほかは、煩雑な手続きもなく無料で利用できる。
同サービスによる保証の対象は、(1)つなぎ融資を用いて建設事業者に支払った前払金から、工事済の出来高相当額を差し引いた金額、(2)代替建築業者の工事継続に伴う手戻り費用、足場の組替費用、資材再搬入費用など当初の請負金額以上に要する追加費用(増嵩工事費用)。上限額は、住宅つなぎ融資額の30%または600万円のいずれか低い額。増嵩工事費用は100万円までとなる。
同サービスの利用手続きは、施主が申込書に必要事項を記入の上、所定窓口まで送付することで保証書が発行される。
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