パナソニック(大阪府門真市)とテスラモーターズ(米国カリフォルニア州パロアルト)はこのほど、ニューヨーク州バッファロー工場で太陽電池セルとモジュールの生産を開始することで合意した。太陽電池モジュールの生産は2017年夏に開始予定で、2019年までに1GWの生産能力に拡大する。契約の一環として、パナソニックはバッファロー工場で必要な投資の一部を負担し、テスラはパナソニックから、同工場で生産された太陽電池を長期間にわたり購入する。
同工場で生産される高効率太陽電池セルとモジュールは、テスラの「ソーラールーフ」以外の製品向けのソーラーパネルの生産に使用される。「ソーラールーフ」の生産が始まる際には、テスラの生産する各種ソーラールーフ用ガラスタイルにもパナソニックのセルが使用される。また、これらのソーラー製品は、テスラのエネルギーストレージ製品である「パワーウォール」や「パワーパック」とシームレスに統合する。
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