施工管理技士の求人求職支援および人材派遣事業などを手がけるC4(神奈川県横浜市)が運営するコミュニティサイト『現場の神様』は12月1日〜15日にかけて、施工管理技士を中心とした同サイト会員の建設技術者150名を対象に、アンケート調査を実施した。
「働いてみたいゼネコン」を尋ねたところ、全体の56%に当たる84人がスーパーゼネコン5社の名前を挙げた。また、知名度の高い企業名を挙げる人の一方で、地場ゼネコンを回答する人も多く、なかには「大手以外が良い」という回答もあった。
企業名を回答した一部の回答者に対して、なぜその企業名を挙げたのかアンケート後に尋ねたところ、多くの人が「(性格的に)良い技術者が多かったから」「現場の雰囲気が良かったから」など過去の現場経験に基づいて判断しているケースが多いことが分かった。
また、「i−Construction」、「けんせつ小町」、「完全週休2日制」の3つの施策について、最も期待している施策はどれか質問したところ、全体の80%に当たる120人が「完全週休2日制」を選択した。「i−Construction」は12%の18人、「けんせつ小町」は8%の12人となった。
「完全週休2日制」を選んだ一部の回答者にその理由を尋ねたところ、「現実的には建設業で完全週休2日制は不可能に近いが、小学生時代から土曜日が休みとなっている最近の若者に建設業界に入ってもらうためには、完全週休2日制は必須」「休みの少なさが若手減少の一番の理由だと思う」などの声が多く聞かれた。
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