大建工業(大阪府大阪市)は12月21日、幼稚園・保育施設向けのドア「おもいやりキッズドア」を発売した。
とくに指はさみ防止機能を徹底。床面にフラットレールを、扉下に下ガイドを採用して吊戸特有のドアの振れを抑えつつ、扉下の隙間を狭く(4ミリ)することで足の指はさみを防ぐ。
戸先形状は、戸先にゴム製カバーをつけた「戸先クッション仕様」と、ドアを閉めたときに戸先と枠の間に隙間をつくる「フィンガード仕様」の2種類から選べる。
また、ぶつかりやすい角部を硬質樹脂で補強して凹みにくくし、撥油効果の高い表面シートによりクレヨンや油性マジックを拭き取りやすくした。
MDF基材の木質面材扉と、ダイライト基材の不燃面材扉をラインアップ。9デザイン7色。
同社は現在、公共・商業施設向けの取り組みを強化しており、これを機に幼保施設市場にも本格参入する。
12月7日には、「おもいやりキッズドア」をはじめ、幼保施設向け建材をまとめたカタログ2種類を発刊。設計士・施工業者向けが『幼稚園・保育園・認定こども園用 製品カタログ』、園運営者・園長向けが『ちびっこニコニコ 園づくり』で、施工業者向けカタログはA4判252頁。
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