国土交通省は12月19日、既存住宅の流通促進に向けた情報提供制度、いわゆる「プレミアム既存住宅(仮称)」登録制度の創設に向けた具体的な検討を開始した。従来の「中古住宅」が持っているマイナスのイメージを払しょくし、質の高い既存住宅が市場で評価される環境を整えるのが狙い。2016年度内の制度構築を目指す。
新制度は新しいイメージの既存住宅の供給体制の構築が目的で、「不安」「汚い」「わからない」という中古住宅のマイナスイメージを払しょくするための情報提供の仕組みを構築する。
制度の名称については、「プレミアム」という表現が過度に高性能、高品質なものを想起させるという意見もあり、再考していく。
検討会は全3回予定。2月の3回目の会合で制度案を提示する予定。
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