ADインベストメント・マネジメント(東京都千代田区)は、学生向けのリノベーションデザインコンペティション「第2回RESIDIAリノベーションデザイン賃貸住環境学生コンペ2016」の公開最終審査を12月14日に開催した。最優秀賞作品には、芝浦工業大学大学院理工学研究科の大部杏奈さん、高田正太郎さんの「麻布十番床下収納基地」が選ばれた。
今年は「麻布十番に暮らす」をテーマに、東京都港区麻布十番に位置する賃貸マンション「レジディア麻布十番」の一住戸を対象にリノベーションアイデアを募集。一次審査を通過した最終候補5作品から最優秀賞、優秀賞、アイディア賞(3点)を決定した。
審査委員長の川辺直哉氏(川辺直哉建築設計事務所代表)は、「アイディア」と「実現性」を審査ポイントに挙げながら、「コンセプトの明快さ、アイディアを具現化させるためのデザイン、プレゼンテーションの精度の高さにおいて最も優秀であった」と講評した。
今後、受賞した5作品の中から1作品を選び、実際に施工、一般賃貸を行う。昨年のコンペで選ばれた作品は、すでにリンベーション施工を行い2016年2月に完成している。
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