資料請求客のセグメントが容易にDMにかかるコストをスリム化
中島剛社長
まだ、目に見える変化とまではいきませんが、集客・営業の効率化には成功しつつあると思います。
当社のブランド「D’S STYLE」は個性的なデザイン住宅で、インスタグラムやフェイスブックを使ったライフスタイル提案を得意にしていることもあって認知度が高く、おかげさまで某住宅ポータルの広告反響率トップをずっとキープさせてもらっています。ただ、資料請求の数もそうですが、エリアが広いので、イベントの度にすべての人を対象にDMやチラシを打っていたら莫大なコストがかかります。これまでもエクセルで対象者を抽出していましたが、そこまで厳密にセグメントできていなかったので、リストの重複は多かったでしょうね。いまはその作業を、手間なく、低コストで、確実にできるようになりました。
経営者としての「安心感」が上昇次のテーマは現場の効率化
情報が時系列で蓄積され、社内で共有できるメリットってすごく大きいと思います。顧客と営業のやりとりなどは各部門のマネージャーが把握してスタッフとうまく意思疎通を図ってくれているので、社長である私が細かく把握して口を出すことはありません。でも、見ようと思えばいつでも見られる。そういう環境が整っている安心感は大きいですよ。
2017年は協力業者さんを説得し、みんなを巻き込んで『エニワン』を活用したいという構想があります。彼らにも使ってもらえば、見積を手入力する手間、スケジュール確認・調整にかかる電話やファックスの煩わしさを一気に省くことができますから。図面や地図の共有、写真管理など、現場を効率化できたときの価値は大きいでしょうね。
バージョンアップのスピードと開発への想いが普通じゃない
うれしいことに、この1年で『エニワン』の営業日報機能が大幅に強化されました。じつはこれ、当社の「顧客情報をマーケティング的に使いたい」という要望を受けて、機能を拡充してくれた部分なんです。
利用者の声を「貴重なノウハウ」ととらえて真摯に耳を傾け、それが多くの工務店の実務に必要だと判断したら、すぐに開発にとりかかる。普通、システム会社はそこまでしてくれませんが、『エニワン』はスピード感も行動力も他とは大きく違います。いまも、いろんな企業の要望を聞いて毎月どこかをバージョンアップしているそうです。
彼らを見ていると、「喜んでほしい」という一心でシステムを開発しているのが伝わってきます。コスパがいいし、使い勝手もいい。当社もお客さんや地域の人に、まずは「喜んでほしい」という想いで動いているので、通じるものを感じるんですよね。
長年使ってきたシステムをガラリと変えるのは面倒だし、勇気が要ることです。それでも私は、『エニワン』は導入する価値があると思えたし、実際に使ってみて、やっぱり決断してよかったと思っています。
企業データ株式会社 中商
本社は大阪府熊取町、メインオフィスは岸和田市。D’S STYLEをはじめ、建築家とのコラボによる個性派ライフスタイル提案型住宅、エクステリアを得意とする。社員45人。アフターに力を入れており、専門チーム「ライフアップ」が築後2年間で5回のこまめな点検を実施し、OBとの接点をつなぐ。また、地域活性化とブランディング、未来客の創出にも積極的で、幼稚園の園庭に芝生を植える「しばふプロジェクト」、店(カフェ・雑貨)のセレクトから取材・編集を入社間もない社員が手がける地域向けフリーマガジンの発行などユニークな取り組みが多い。D’S STYLEのインスタフォロワー数は17.4千人。
『AnyONE(エニワン)』に関するお問い合わせは、
ナカザワ建販株式会社 エニワン事業部
TEL.06-6265-2311
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