旭化成建材(東京都千代田区)はこのほど、フェノール樹脂を使った屋根・壁用の発泡プラスチック系断熱材「ネオマフォーム」の断熱性能をさらに高めた「ネオマゼウス」の開発に成功した。ZEH水準を上回る高性能断熱材を求める声に応えたもので、建築法規上の認定等を整備したうえで、2018年1月の発売をめざす。
ネオマゼウスは、ネオマフォームの熱伝導率を1割向上させ、0.018W/(m・k)を実現。JIS A 9521:2014(建築用断熱材)のなかでは最高性能となるという。
また、発泡ガスには従来よりも地球温暖化係数が小さいHFOを加え環境性能を高めた。