国土交通省は12月13日、建設業者の社会保険等への加入状況を発表した。今年9月末までに確認した建設業許可申請等48万9886件のうち、45万4005件で加入が確認できた。割合にすると92.7%となり、前期比で0.5ポイント上昇した。
国土交通省や都道府県の建設業許可担当部局は、2012年11月から建設業の許可申請時や経営事項審査時などに社会保険等への加入の確認・指導を行っている。指導後加入した件数はこれまでの累計で2万1330件。
国は建設業の人材確保に向けた環境整備の一環として社会保険等への加入を進めている。2017年度をめどに事業者単位で建設業許可業者の加入率を100%にするなどの目標を掲げ、取り組みを強化している。
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