ジャパン建材(東京都江東区)が取引先に行っている需要動向予測調査の結果によると、2017年1~3月の工務店の需要予測(増加と減少の回答割合の差)は、前回調査時の10~12月の予測に比べ0.5ポイント下落し、マイナス9.0ポイントと3四半期連続のマイナスとなった。地域別では、近畿、四国と九州の3エリアがプラス回答だった。北海道、東北、関東、甲信越など東日本エリアはマイナス傾向が続いている。特に東北はマイナス30と減少予測の多さが目立つ。
販売店の需要予測もマイナス6.2と2四半期期連続でマイナスとなった。前回調査時からほぼ横ばい。
リフォーム受注の現状に関する調査では、北海道エリアを除き、他の9エリアで増加回答が減少回答を上回った。新築とリフォームの構成比では、リフォームの割合が増える傾向がみられた。
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