YKKAP(東京都千代田区)は12月12日、アルミ窓と同程度の価格帯のアルミ樹脂複合窓「エピソードNEO(ネオ)」を発表した。2017年4月から首都圏を中心とした東日本と九州で発売を始め、6月には西日本でも発売する。同社の出荷比率で約5割を占めるアルミ窓を置き換え、2020年までにアルミ窓の比率を2割程度まで下げる計画だ。
新商品「エピソードネオ」は、熱貫流率がLow-E複層ガラス(中空層10mm以上)の場合で2.33W/m2・K。同社のアルミ窓「エイピアJ」との価格差を5%程度に抑えた。自動化技術を駆使するなど、生産ラインの合理化を進めることで価格を抑えた。
建材流通店が組み立てて納めるタイプで、枠材の接合部に隙間ができても雨水が浸入しにくい構造とするなど組み立てやすさも追求した。
同社はこの「エピソードネオ」を「市場のボリュームゾーンを狙った商品」と位置付け、販売する建材流通店と一緒に高性能窓化を進めていく。
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