高性能デザイン住宅「R+house」を展開するハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)はこのほど、「2年以内に注文住宅の購入を検討」している消費者と「建築家と家を建てた」経験を持つ消費者の合計531名を対象に「建築家と建てる家に関する意識調査2016」を実施した。
「ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)はどのような家か分かりますか」との質問では、「分からない」が63%(「分からない」30%、「あまり分からない」33%)となり、ZEHの認知度はあまり高くないことが分かった。
一方、省エネ性能について、【建築家と家を建てた】層に対し、「家づくりの上で省エネ性能は意識したほうが良いと思いますか」と質問したところ、「思う」が9割(「思う」52%・「まあ思う」38%)となった。また、【2年以内に注文住宅を建てる検討】層に「家づくりの上で省エネ性能は意識しますか」と質問をしたところ、「する」が9割(「する」49%・「ある程度する」41%)だった。「ZEH」の認知度は高くはないものの、「省エネ性能」を意識している割合は高いことが分かった。
さらに断熱・気密性能について、【建築家と家を建てた】層に対し、「家づくりの上で断熱・気密性能は意識したほうが良いと思いますか」と質問したところ、「思う」が9割以上(「思う」56%・「まあ思う」35%)だった。また、【2年以内に注文住宅を建てる検討】層にも、「家づくりの上で断熱・気密性能は意識しますか」と聞いたところ、「する」が9割(「する」45%・「ある程度する」45%)だった。
家づくりの上で重視したほうが良いと思うものでは、【建築家と家を建てた】層、【2年以内に注文住宅を建てる検討】層ともに「耐震性」が最も高く、次いで「断熱・気密性」、「間取り」となった。
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