城東テクノ(大阪府枚方市)は、生産効率向上と生産能力強化のため、茨城県稲敷市内に新たに茨城工場を建設すると発表した。
現在の茨城工場は狭いうえ、工程が二箇所に分散して新製品の生産設備が設置できない状況にあり、工場を新築して既存設備の移転再配置による合理化と、新設備導入による生産能力向上を図ることで、東日本エリアの主幹工場としての役割を強化する。
新工場には、照明などの電力がまかなえるように太陽光発電設備を設置し環境にも配慮。同社の関連会社が展開する雨水貯留槽の実証実験設備も併設し、スムーズな商品開発を実現している。
また、今回の工事では敷地の2分の1を使用しており、将来の拡張余地を残したレイアウトになっている。なお、既存の茨城工場は茨城第一工場に名称を変更する予定。
平成29年10月に完成、12月より稼働予定。
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