工務店の施工技術を競う「第5回工務店グランプリ」の表彰式が12月1日、東京都内で行われた。全国1位にはアネシス(熊本市東区、加藤龍也社長)が選ばれた。
同グランプリは、第三者視点で住宅検査を行うホームリサーチ(愛知県東海市、久吉崇敬社長)が主催。同社の検査導入工務店1387社(2016年11月時点)のうち、工務店120社がグランプリに参加。今年9月までの施工現場で、基礎配筋や外装下地等に関する施工技術が審査対象となる。総合得点によって三ツ星評価が与えられる。
久吉崇敬社長は審査講評で、1位となったアネシスについて「現場管理力が歴代1位、総合点も歴代1位と圧倒的な施工技術力」と評価した。2位はトータルハウジング久野(神奈川県相模原市、久野新一社長)、3位は桧住建(滋賀県高島市、川越春治社長)。今年、三ツ星評価を受けた工務店は合計62社。
久吉社長は「当たり前のことをどこまで徹底できるかが評価得点のポイント」とし、工務店の施工技術向上に向け、20年30年経ても価値を届ける、「マイホームを相談するなら三ツ星工務店にという家づくりを広めていきたい」と話した。
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