NPO法人環境共棲住宅 地球の会(大阪市北区)は12月1日、同団体のCO2分科会が進めているカーボン・オフセット運動で、第6回カーボン・オフセット大賞奨励賞を受賞したと発表した。
CO2分科会では、「アース&グリーン・未来プロジェクト」(リーダー:鷲見製材 石橋常行)を結成、地域工務店11社と建材事業者2社で全国規模でカーボン・オフセットに取り組んできた。
実施したカーボン・オフセット量は、地域工務店の構造材を算定根拠に77tと、建材業者の建材を算定根拠に10tの合計87t。クレジットは、プロジェクトメンバーであるトライ・ウッド(大分県)の森林吸収系クレジットを使用した。
同団体では、今回の受賞を励みにさらなる多様な取り組みを通じて循環型社会の構築を推し進める考え。
なお、12月9日に東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2016」にて表彰式が行われる。
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