国土交通省は11月29日、高齢者・障害者や子育て世帯の住宅整備に関する先導性が高いプロジェクトを支援する「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」の今年度2次募集分の採択結果を発表した。藤田保健衛生大学による介護ロボットを住宅に導入する検証プロジェクトと、古家空家調査連絡会と福岡市社会福祉協議会による空き家を使った福祉施設の検証プロジェクトの2つが選ばれた。
藤田保健衛生大学によるプロジェクトは、団地に介護ロボットなどの支援機器を導入する際の課題などを検証するもの。検証用の住戸を整備し、有用性などを調べる。
建築不動産等の専門家ネットワークと福岡市社会福祉協議会による福岡市でのプロジェクトでは、空き家活用の相談に関するワンストップ窓口を構築するとともに、空き家を福祉施設に活用するためのポイントなどを検証する。
応募件数は7件だった。
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