大和ハウス工業(大阪市)は、女性の社会進出と職場での活躍をサポートする戸建住宅として、家事を家族全員で「シェア」し、家事負担を軽減する工夫が盛り込まれた「家事シェアハウス」を2017年1月より全国展開する。
共働き世帯数の増加を背景に、男性の家事参加・家事分担が浸透しつつあるものの女性の負担軽減にまでは至っていないという現状から、同社では女性社員を中心としたプロジェクトチームを設立。「これからの住まい方プロジェクト」の第一弾として、家事を「分担」するのではなく、全員で「シェア」する戸建住宅を提案し、女性の活躍推進をサポートするという。
「家事シェアハウス」では、家事を効率的に行うための「家事シェア動線」と、情報とルールを共有して家族全員で家事に取り組む「家事シェアアイデア」を導入。コミュニケーションをとりながら家事を分け合う考え方を住まいに取り入れている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。