大建工業(大阪府大阪市)は11月21日、表面単板にWPC(木材+プラスチックの複合素材)を使った公共・商業施設向けの床材「コミュニケーションタフシリーズ」のラインアップを拡充。表面に「ハードメープル」と「檜(ひのき)」を追加した。
独自のWPC加工により、土足・車椅子・キャスター使用に対応する高い耐久・耐傷・防水性が特徴。
すでにオーク・ビーチ・ウォールナットなどをラインアップしているが、今回、住宅用床材で人気の「ハードメープル」と木目が美しい国産材「ひのき」を追加することで淡色系樹種を充実させた。これにより、公共建築物での木材活用につなげたいとする。
シリーズは、普及タイプの「コミュニケーションタフ」、ホテル向けに階下への音を伝えにくくする「コミュニケーションタフ防音」、保育・高齢者施設向けに転倒時の衝撃をやわらげる「コミュニケーションタフケア」で構成。「ケア」以外は、小幅タイプと幅広タイプがある。
1万2500円/m2〜。
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