デコス(山口県下関市)は11月17日、くまもと型復興住宅に採用される木質繊維系断熱材「デコスファイバー」38棟分をカーボン・オフセットし、「ゼロ・カーボン断熱材」として提供を開始した。
環境省オフセット・クレジット(J-VER)制度により認証された熊本県球磨郡五木村の県有林における二酸化炭素吸収量(現在はJ-クレジットにより認証)を購入したもので、カーボン・オフセットの根拠として、同社の持つCFP(カーボンフットプリント、製品1袋あたりCO2量=10kg)により算定を行い、クレジットを17トン購入し、無効化を実施した。
同社は熊本木造応急仮設住宅(190棟563戸)において、壁・屋根の施工を担当している。
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