11月16日に開催された厚生労働省の介護保険部会によると、社会保障費の削減に向けた取り組みとして2018年4月までに全市町村が実施することとされている在宅医療・介護連携推進事業8項目を実施している市町村は、8月1日時点で174市町村で全体の10%にとどまっていることが明らかになった。
2018年には診療報酬と介護報酬のダブル改定があり、同年3月末までに介護療養病床全国約6.1万床を新たな施設「要介護高齢者の長期療養・生活施設」などへ転換することが求められている。
次回11月25日開催予定の介護保険部会では住宅改修なども含め、今までの議論を整理する予定だ。