SuMiKa(東京都港区)は11月16日、顧客が家の設計に主体的に関わり、自分らしい家づくりを実現できる「スマートメイド型住宅」の提供を開始すると発表した。
スマートメイドは、高コストになりがちなオーダーメイドをオンライン上で展開することで現実的な価格で提供するサービス。同社が運営する生活者と家づくりの専門家を結ぶマッチング型ウェブサービス「SuMiKa」での「カスタマイズツール」機能の活用と、工務店やハウスメーカーとの協業によって、設計から引き渡しまでの「スマートメイド」を実現した。
顧客は「SuMiKa」上で、「外観やサイズ」「フロアプラン」「インテリア」など、商品を自由に選んで家づくりをシミュレーションすることが可能。そのデータとともに、ハウスメーカー・工務店で契約へと進むことができる。時間を要する設計部分の短縮による効率化と、既成住宅では実現しなかったこだわりの両方を満たす商品となっている。
今回提供する第1弾商品は、タマホーム(東京都港区)との協業による都市向けコンパクト住宅「クローバー」シリーズ3種類と、銘建(山口県防府市)との協業による平屋住宅「クラフト」シリーズ2種類。
タマホーム「クローバーコンパクト」は1214万円~1659万円。銘建「クラフトフラット」は1900万円~2211万円。
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