タマホーム(東京都港区)は11月14日、宮城県ならびに宮崎県森林組合連合会と「伐(き)って使ってすぐ植える花粉の少ない森林づくり協定」を締結したと発表した。
同社では「花粉の少ない森林づくり」の支援に取り組んでおり、その活動に「伐って、使って、すぐ植える」をスローガンに資源循環型林業の確立に取り組んでいる、宮崎県と宮崎県森林組合連合会が賛同。今後、再造林の促進と社会問題化している花粉症対策として「花粉症対策苗木」の植え替えをすすめ、水源涵養や国土保全等森林の公益的機能の高度発揮と資源の循環利用を図るという。
協定の期間は2021年度までの5年間。宮城県は「対策苗木」の供給体制の整備と事業全体の調整・管理を行い、宮崎県森林組合連合会は、年間約50haの森林において植え替えを実施。同社は、宮崎県森林組合連合会に対し寄付を行うことで、宮崎県内での「対策苗木」の植え替え推進を支援する。
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