LIXIL(東京都千代田区)は、行政、NPO、森林組合などと協働して森や里山の環境を保全するボランティア活動「森でeこと」に2016年秋に取り組んだ。
「森でeこと」の活動は、三重県、長野県、茨城県の3カ所を拠点に、春と秋の年2回実施しており、生物多様性、地球温暖化防止、地域の水源の保全、山崩れなどの災害防止につなげるもの。今秋の活動には、各県で働く従業員を中心とした総勢129名が参加した。
三重県の活動では、春の活動で初めて取り組んだ皮むき間伐によって立ち枯れた木を1本ずつノコギリで切り、その木材を使ってベンチを作成した。長野県の活動では、駒ヶ根事業所や伊吹・可児の生産拠点などから集まった従業員と下伊那郡阿智村の農家、地域の森林組合からの参加者で、ミョウガ生産者の収穫の手伝いや、炭原木の伐採、運搬、植樹を行った。10月29日に予定していた茨城の活動は雨天のため中止になった。
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