住宅ローンファイナンスに特化し、フィンテックを活用したサービスを提供するMFS(東京都千代田区)は11月7日、住宅ローン借り換えアプリ「モゲチェック」にチャットボット機能(チャットでのメッセージに対し自動応答する機能)を追加する。従来の有人による住宅ローン借り換え相談対応と、チャットボットによる自動応答の連携により、複数人数の同時対応でよりきめ細やかな個別対応の両立を実現する。
チャットボット(サービス名「モゲタロウ」)は5項目(年齢、居住地域、年収、就業形態、勤続年数)からユーザーの信用力を判断し、借り換え金利の目安を自動的に算出する機能を搭載する。モゲチェックのダウンロード時に、ユーザーが入力する住宅ローン情報と、「モゲタロウ」がヒアリングする5項目を組み合わせることで、実際に行われた借り換え事例を踏まえた借り換えメリット額の目安を提示する。
借り換え諸費用や、借り換えまでの所要時間など、ユーザーが知りたい一般的な質問にも対応する。一方、モゲタロウが回答できないと判断するような個別具体的な質問は、「類似する質問を質問集から探す」「当社の住宅ローンコンサルタントを呼び出す」のいずれかの方法を選ぶことができる。
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