積水化学工業(大阪市北区)が10月27日に発表した2016年度上半期決算は、売上高が前年同期比3.9%減の5178億円、営業利益が14.2%増の436億円、経常利益が1.3%増の400億円、純利益が20.5%減の260億円だった。円高や事業構造改革の影響により減収となったものの、新築住宅の販売増、高機能品の販売拡大、収益改善施策の効果発現などにより、上半期として営業段階で過去最高益を更新した。
住宅カンパニーの売上高は1.6%増の2377億円、営業利益は5.8%増の171億円だった。そのうち、新築住宅事業は増収・営業増益、住環境事業は売上高・営業利益とも前年並みだった。