東京急行電鉄(東京都渋谷区)は10月27日、同社が地元地権者から土地建物を一括賃借し、100%子会社の東急ウェルネス(東京都渋谷区)が運営する介護付有料老人ホーム「東急ウェリナケア自由が丘」を11月に着工すると発表した。開業時期は2017年12月頃を予定する。
「東急ウェリナケア自由が丘」は東横線・大井町線自由が丘駅徒歩4分に位置する、要支援者・要介護者を対象とした全51室の施設。東急ウェルネスが運営会社となり、既存施設である介護付有料老人ホーム「東急ウェリナ大岡山」、サービス付き高齢者向け住宅「東急ウェリナ旗の台」、デイサービス「オハナ」で積み重ねたノウハウを生かした、質の高いサービス提供を目指す。
介護にかかわる職員は介護保険基準を上回る入居者2人に対し職員1人以上の体制とする。加えて、看護師が24時間常駐し、常勤の機能訓練指導員による個別機能訓練を実施することで、経年による介護度の重度化や看取りへの対応、認知症の進行などの予防に取り組む。さらに、東急グループ各社と連携してアクティビティやイベントなど多彩なプログラムを用意する。
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