LIXIL(東京都千代田区)は10月27日、安全で衛生的なトイレが不足する新興国向けに提供を進める簡易式トイレ「SaTo(Safe Toilet/安全なトイレ)」に対して、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から新たな資金助成を受けると発表した。「SaTo」ブランドの製品開発に関して、同財団から資金助成を受けるのは今回で3度目。今回の資金助成を活用し、2020年までに1億人の衛生環境を改善する目標に向けて事業拡充を図る。
「SaTo」の初代モデルは、LIXILグループのAmerican Standard Brandsが同財団の助成を受けて開発。現在、フィリピン、インド、ウガンダ、ケニア、ハイチを含む世界14カ国以上で累計100万台が使用されている。
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