エージェント型仲介のワンストップサービスを展開する不動産フランチャイズチェーンのリニュアル仲介(東京都新宿区)はこのほど、消費者が中古住宅を購入する際に自らリスクに気付くことができる仕組みを提供する「あんしんリレー住宅」の取り組みの一環として、セルフインスペクションWEBアプリ「SelFin(セルフィン)β版」をリリースした。
同アプリは、オープンデータや蓄積された入力情報等を活用し、物件広告等に一般的に開示されている物件のスペックと平均像とのかい離を計算し、独自のアルゴリズムに基づいて判定を行うもの。価格の妥当性、対象不動産の流動性、立地による資産性、住宅ローン減税の対象か否か、耐震性、マンションの管理状況、土地の資産性(戸建て)についての判定を提供する。
同アプリの主要な利用者は、住宅購入を検討している一般消費者や住宅所有者をはじめ、リニュアル仲介ネットワークに加盟する不動産事業者を中心とした不動産事業者による活用を想定。利用料金は無料。メールアドレスだけを登録する「メール会員」と、会員登録の手続きが必要な「正会員」があり、正会員登録(無料)すると、提供する全ての情報が確認できる。
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