新建ハウジングプラスワンで好評連載中の建築家・伊礼智さんの連載「伊礼智の住宅設計作法Ⅱ」。2011年5月号のテーマは「階段」。冒頭のQ&Aの部分を抜粋してご紹介します(編集部)。
Q
伊礼さんは廻り階段と直進階段の2種類の標準階段を
使用していると聞いています。
その2種類であらゆる設計に対応できるのでしょうか?
A
基本的にこの2種類でほとんどのプランに対応できると考えています。
それをベースに住まい手のライフスタイルに合わせ対応していきます。
標準化された確かな仕事の上に工夫を重ねていくので、
標準階段のバリエーションも増えていきます。
標準化を意識する行為は経験を積み上げ、
磨きを掛け、確かな仕事をするための思考だと思います。
誌面では写真・実際の図面をたっぷり使ってディティールを解説いただいています。
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「新建ハウジングプラスワン」2011年5月号の読みどころ
5月号は4月号に続き、東日本大震災を特集しました。今回はより具体的に、東日本大震災が家づくりにどのような影響を与えるのか、独自生活者調査とつくり手へのヒアリングの結果をベースに考えてみました。
まず、現地の状況とそこから見えてきたことについて、建築家の武山倫さんに「ロバスト」をキーワードに寄稿いただきました。当面の課題については[資材][地盤][電力]の「3つのショック」に整理し、影響を解説しています。住まい手ニーズの変化や震災後の市場動向についても、独自調査の結果をふまえ考察しました。レギュラー連載者の野辺公一さん、小池一三さん、大菅力さん、野池政宏さん、秋卓生弁護士、迎川利夫さんにも、震災後の家づくりをテーマに特別寄稿いただきました。
通常連載の「伊礼智の住宅設計作法Ⅱ」は階段をテーマに豊富な写真と図面でディティールを解説いただいています。「一歩先行くFacebookでウェブ集客を最大化する方法」も注目です。
他にも読みどころいっぱいの5月号、ぜひご活用ください。
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