ウッドデザイン賞運営事務局は10月24日、「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの視点から、デザイン性が優れた製品・取組等を表彰する「ウッドデザイン賞2016」の受賞作品251点を発表した。応募総数は451点だった。
「建築・空間分野」のライフスタイルデザイン部門(戸建・注文住宅)では、新和建設(愛知県北名古屋市)、いなほ工務店(兵庫県尼崎市)、ヤマサハウス(鹿児島市)、すまい工房(熊本市)などが、同じくハートフルデザイン部門(戸建・注文住宅)では、エコワークス(福岡市)、岡庭建設(東京都西東京市)、緒方幸樹建築設計事務所(大阪府池田市)、ヤマサハウス(鹿児島市)が選ばれた。
また「建材・部材分野」のライフスタイルデザイン部門では、丸天星工業(静岡県島田市)、協同組合レングス(鳥取県西伯郡)、イマガワ(岡山県津山市)などが、ソーシャルデザイン部門では、ヤマガタヤ産業(岐阜県羽島郡)、ニチハ(愛知県名古屋市)などが選ばれた。
今後、最終審査を行い、最優秀賞(農林水産大臣賞)、優秀賞(林野庁長官賞)、奨励賞(審査委員長賞)を選出。12月8日に、東京ビッグサイトにおいて表彰式・受賞作品の展示・記念シンポジウムを開催する。
受賞作品は、年明けに発行予定の「コンセプトブック」に掲載されるほか、ウェブサイトでも公開。また、全国巡回展での展示も予定されている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。