パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は、福井県あわら市の進める「働く世帯応援プロジェクト」に参画し、同市在住の共働き世帯を対象とした「宅配ボックス実証実験」を11月から開始する。
同実験は、共働き世帯が増加する現代において課題の一つとなる「宅配便の再配達」に着目し、その具体的な改善策を提唱するためのもの。家族が留守でも宅配便が受け取れるパナソニックの戸建住宅用宅配ボックス『COMBO(コンボ)』を対象100世帯に設置し、宅配便の再配達の状況を調査する。また、再配送の減少によるCO2排出量削減の効果なども調べる。
同実験を通じて、同社はあわら市で「『宅配便の再配達がない』まち」の実現を目指す。2017年1月下旬に中間発表、4月中旬に最終結果発表を予定する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。