パナホーム(大阪府豊中市)はこのほど、工業化住宅で最高の9階建まで対応可能な新架構体を開発し、「Vieuno9」(ビューノナイン)として2017年1月15日に発売すると発表した。主に都市部の防火地域に向けて提案する。
新架構体によって「Vieuno」シリーズ全体の空間対応力が向上。店舗や事務所などの用途に適した1階は、最大4mの天井高と広い柱間隔によって大空間が実現した。また、狭小敷地向けに無足場工法を進化させたことで施工性も向上。さらに、光触媒技術で加工した大判タイルを採用するなど、デザイン性も向上させ、資産価値を高めた魅力ある空間づくりを提案する。
同社では、3階建から9階建までの多層階事業を新築請負事業の牽引役としており、2018年度は受注目標1000億円をめざすという。
また、関西初の7階建「Vieuno7」賃貸併用住宅が神戸市内に完成。10月11日よりモデルルームがオープンした。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。