YKK AP(東京都千代田区)は、国土交通省が進める住宅市場整備推進等事業の「省エネ住宅・建築物の整備に向けた体制整備」の補助事業に対して、昨年度に引き続き採択事業者として参画する。10月4日の上越会場(新潟)を皮切りに、全国30会場で中小工務店向けの省エネ基準講習会を開催する。また、中小工務店に対して個別に行う、省エネ基準へ適合する住宅に必要な省エネ仕様の提案活動を、昨年以上に強化する。
同講習会では、『省エネ基準クリアレベル』だけでなく『ZEH(ゼロ・ エネルギー住宅)基準クリアレベル』に対し、工務店が無理なく実施できる「標準仕様」構築に向け、樹脂窓「APW」シリーズの活用を交えて、省エネ建築診断士の資格を持った同社社員が中心となって説明を行う。
個別の省エネ仕様提案活動では、住宅保証機構(東京都港区)と連携し、現状の仕様による省エネ性能想定値をベースに、省エネ基準をクリアするための仕様提案を行う。
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