小田急電鉄(東京都新宿区)と小田急不動産(東京都渋谷区)は10月17日、不動産系ベンチャー企業のハプティック(東京都渋谷区)およびグッドルーム(東京都渋谷区)と業務提携し、リノベーション付き住宅サブリース事業「小田急の『安心』サブリース」を開始する。
同事業は、物件オーナーによるリノベーションを前提に小田急電鉄が物件を借り上げて、入居者に貸し出すもの。小田急沿線に顧客基盤を持つ小田急不動産がオーナー募集と賃貸管理を担い、無垢フローリングのナチュラルデザインによるリノベーションに定評のあるハプティックがリフォーム施工を担当、グッドルームが運営するこだわり賃貸物件情報サイト「goodroom」を通じて入居者を募集する。
対象物件は、一戸建て・アパート・マンション等の1戸(1部屋)単位から対象となる。事業エリアは、小田急線およびJR山手線沿線を中心に展開する。
対象となる物件のオーナーは、リノベーション費用に小田急電鉄が支払う前払い賃料を充当することができる。また、5年間は小田急電鉄が査定した固定賃料を稼働状況に関係なく支払するため、安定した賃料収入を得ることができる。
同事業の開始にあたり、小田急電鉄はハプティックおよびグッドルームの純粋持株会社であるgooddaysホールディングス(東京都千代田区)と資本提携契約を締結した。
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