国土交通省が9月30日に発表した「建築着工統計調査報告」によると、今年8月の新設住宅着工戸数は8万2242戸だった。
前年同月比2.5%増で二カ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値では前月比4.9%減の95.6万戸で先月の増加から再びの減少、4カ月ぶりに100万戸を割った。
利用関係別にみると、前年同月比で持家、貸家はともに増加。持家は、4.3%増の2万6341戸、貸家は9.9%増の3万6784戸で、貸家は10カ月連続の増加となり好調を維持。一方、分譲住宅は12.7%減となった。一戸建住宅は増加したがマンションが33.1%減となったため、分譲住宅全体で減少となった。