日本スティーベル(神奈川県川崎市)は10月1日、ダクトレスタイプの第一種全熱交換式換気システム「ツインエアーフレッシュLT-50Eco」を発売する。現行の「ツインエアーフレッシュLT-50」の基本性能は踏襲しつつ、機能をシンプルにすることで20%価格を抑えた。
給排気の流れはこうだ。まず、室内の空気を屋外に排出するために70秒間の排気運転を行い、パイプ内の熱交換素子に室内の熱を蓄熱。そして70秒後にファンが逆回転して屋外の新鮮空気を取り入れる。この際に先ほど蓄熱した熱と熱交換し(熱交換効率約90%)、室内の温度に近い空気に変換して給気する。
1台で熱交換給排気を実現するため、給排気口を別に設ける必要がなく設置の手間を省略できる。
消費電力は通常風量時で2.1W。本体233x238x52、外気フード310x260x144。
本体2台+コントローラー1台のセットで16万円。
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