日本ホームステージング協会(東京都江東区)は10月29日~10月1日までの3日間、住友不動産新宿グランドタワー7階(LIXILショールーム東京)にて、「ホームステージングコンテスト」を開催、ホームステージングの認知活動の一環として、全国から募集したホームステージングのビフォー&アフター写真とそのエピソードを展示・紹介している。
米国発祥のホームステージングは、片づけ、掃除、インテリアを含めたトータルコーディネイトで物件の価値を高め、不動産売買を円滑に進めるための物件演出手法。中古住宅の売買が盛んな米国では一般的になっている。日本でも、2013年に同協会が設立され、現在12社が法人会員として活動している。また、ホームステージングの基本的な知識を持つ2級ホームステージャー資格認定の受講者も年々増えている。9月29日現在で476名が認定されていて、ホームステージャー1級資格者と合わせると500人を超えるホームステージャーが全国で活躍している。
「ホームステージャーは、単なるハウスクリーニングやインテリアコーディネイトではなく、地域性や家族構成、年齢など個々によって異なる生活スタイルに寄り添いながらコーディネイトを施し、物件に実生活のイメージを付加するもの。家を売るために色々な手法を取り入れられるホームステージャーの活躍の場は今後もっと広がっていく」と杉之原代表理事は言う。
コンテストの結果は、来場者と法人会員の投票によりグランプリと準グランプリを選出し、12月6日に東京国際フォーラムで開催する「ホームステージャー交流会」にて発表、授賞式を行う。
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