不動産・住宅情報サイト『HOME’S』を運営するネクスト(東京都港区)は9月29日、「住宅ローンの審査に通らなかったことがあるが、住宅ローンを借りられた」という人300名を対象に実施した「住宅ローン調査」の結果を発表した。
「住宅ローンの審査に落ちた理由」に思い当たることを聞いた質問では、「年収が少なかったから」(30.0%)、「勤続年数が短かったから」(22.0%)、「自営業だったから」(10.0%)が上位だった。「思い当たることはまったくない」という回答も23.0%と多かった。
審査に通るための対策として、その後に見直したことを聞いた質問では、「購入する物件を見直した」(19.0%)、「依頼する施工会社を見直した」(13.0%)、「購入する土地を見直した」(12.3%)が上位となり、無理なく融資を受けられるように物件条件や取引会社を変更する人が多いことが分かった。その他、未払いの税金を支払ったことや、借金を完済したなど、身辺整理を挙げる人も多く見られた。
実際に借りた金利タイプを聞いた質問では、「変動型」(43.3%)、「全期間固定型」(34.3%)の上位2つで8割近くを占める結果となった。
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