国土交通省は9月27日、建設現場を男女ともに働きやすい環境とする取り組みの一環として、今年8月4日から募集していた「快適トイレ」(男女ともに快適に使用できる仮設トイレ)の事例について取りまとめた「快適トイレの事例集」を公表した。30社68件の事例を紹介している。
同事例集では、「標準仕様」の11項目に加えて、あればより快適に使用できる「推奨する仕様、付属品」の項目を6つすべて満足するものとして、コマツレンタル(神奈川県横浜市)が現場で働く女性の声を集めて形にした快適な仮設トイレ「快適トイレ(簡易型)」と、共成レンテム(北海道帯広市)が人にやさしい労働環境作りへの取り組みとして製作した「快適空間トイレⅠ/Ⅱ」が紹介された。
また、Gテクノ(愛知県豊川市)の太陽光設備と蓄電池設備を備えた移動式仮設トイレ「自立式移動型水洗トイレ サラオ」など、「快適トイレ」の副次的効果として緊急時対応が期待できるものも目立った。同事例集のダウンロードはこちら。
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