林野庁は9月27日、2015年の木材需給に関するデータを集約・整理した「木材需給表」を取りまとめて公表した。総需要量は前年比0.7%減の7530万m3(丸太換算)だった。国内生産量は6.0%増の2505万8000m3、輸入量は3.7%減の5024万2000m3だった。木材自給率は前年から2.1ポイント上昇して33.3%となり、2011年から5年連続で上昇した。
総需要量のうち、用材は2.3%減の7088万3000m3だった。内訳は、製材用材が3.0%減の2535万8000m3、パルプ・チップ用材が1.1%増の3178万3000m3、合板用材が11.0%減の991万4000m3、その他の用材が前年並みの382万9000m3だった。また、用材の輸出量は13.5%増の228万1000m3だった。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。