学生ベンチャーのSHIFT(東京都港区)は、一般の人と自主管理オーナーをターゲットにしたCtoCの賃貸プラットフォーム「SmartEstate」の正式版を10月〜11月にかけてリリースする。現在、物件登録機能のみを公開しており、一定数物件の登録ができ次第の正式版リリースとなる。
「SmartEstate」は、不動産の知識のない人でも簡単に空き家や住宅を貸し借りできるWebサービス。国土交通省が発行する正式な書式を元に作成した、不動産の知識のない人でも最短10秒で作れるWeb契約書の機能を備えるほか、プラットフォーム上で初期費用と家賃を自動で決済する仕組みとなっている。
契約が成立するまでの利用料金は無料。契約成立時には、借主がサービス料の1万円と初期費用(賃料、管理費、敷金、サービス料1万円の合計金額)×5%を同社に支払い、借主の支払い分からサービス料1万円を差し引いた額を同社から貸主に支払う。入居時には、借主が決済する家賃からサービス料(家賃×5%)を差し引いた額を同社から貸主に支払う。仲介手数料、礼金、諸経費は原則0円となり、不動産会社の仲介による場合に比べて約50%安く借りられるという。
そのほか、物件の登録時には、東京周辺の物件のみを対象に同社スタッフが撮影を無料で行う。
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