アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の開発・運営を行うインベスターズクラウド(東京都港区)の子会社であるiVacation(東京都港区)は、民泊向けIoTデバイス「TATERU Phone」を活用したスマート民泊の実証実験を9月21日~来年3月31日に実施する。
同社は東京都大田区下丸子の木造一戸建て物件について、特区民泊経営事業の認定を9月15日に取得。この物件の宿泊者に対し、同社の開発する「TATERU Phone」を無料でレンタルし、実際に利用してもらいながらスマート民泊の実証実験を行う。
実験内容は、「TATERU Phone」の技術検証・運用検証、訪日外国人客にとっての利便性検証、民泊物件の宿泊予約からチェックイン・チェックアウトのオペレーション検証等を予定する。また、検証用データを収集して「TATERU Phone」と民泊物件のアップデートを行い、民泊運営の改善・開発につなげる。さらに、物件の所在するエリアにある「武蔵新田商店会」と協力し、「TATERU Phone」を活用した地域活性化を促進する。
「TATERU Phone」は、民泊宿泊者にレンタルを行う、日本を快適に過ごせるようにローカライズされたIoTデバイス。スマート民泊を可能にするため、チェックイン、チェックアウトだけでなく、スマートキーの利用や、チャットでの問い合わせなども多言語で対応する。
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