建装材等の製造販売をするアイカ工業(愛知県清洲市)と高齢社会街づくり研究所(名古屋市、岩尾聡士社長)は、地域社会と産官学が連携した医療介護ケア「IWAOモデル」を本格展開する。
「IWAOモデル」は、空き家を利用したミニ介護施設リノベをプラン化し、活用するのが特徴のひとつ。地域社会と産官学が連携し医療と介護、人材教育を統合した町全体で高齢者ケアを行う。団塊世代が後期高齢者となる2025年以降、都市部を中心に介護施設へ入居できない「介護難民」の急増に対応する。
第1弾として、11月より医療法人陽明会(名古屋市、岩尾康子理事長)の在宅ケア教育研修センター「まごころの杜」を名古屋に開設。アイカ工業は同施設に空間提案と共に、メラミンフロアや車椅子対応洗面カウンター、抗菌消臭壁材を提供する予定。
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