LIXIL(東京都千代田区)はこのほど、 国土交通省の住宅市場整備推進等事業「省エネ住宅・建築物の整備に向けた体制整備」の補助事業を昨年度に引き続き受託した。9月12日の神奈川会場を皮切りに、全国108カ所で『省エネ基準セミナー』を計113回開催し、全国の工務店に向けて「平成28年省エネルギー基準」の適合をサポートする。
同セミナーは、高いレベルの省エネルギー住宅(ゼロエネルギー住宅)だけでなく、 国が示す方向性に準じて省エネ基準に適合するための基本事項を中心とした内容のもの。今年度は、断熱・設備の省エネ・創エネをトータルで考えることで、住まい手のランニングコストの削減、室内の温度/湿度環境の改善による快適性向上、身体の負担にならない健康面への配慮など、省エネルギー住宅における住まい手の満足度向上につながる新たなコンテンツを用意する。
また、昨年度のセミナーでも好評だった一次エネルギー消費量を金額換算して比較できる「水道光熱費シミュレーション」や、国や自治体による施策への各種申請に対する同社のサポートサービス、さらに新たな内容として省エネ基準適合に向けた外皮仕様の簡易判定など、同社独自のメニューも紹介する。
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