ビジュアルコミュニケーション事業を展開するアマナ(東京都品川区)は、より簡単に、低コストで建造物の3DCG化を実現する3DCGモデリングサービス『ジオウォーク』を9月から提供開始する。
『ジオウォーク』は、実際に存在する空間を特殊なカメラを用いて撮影することにより、撮影からおよそ1日という短納期でデータ提供できるもの。価格の目安は1モデル50万円程度〜(制作モデルによって異なる)で、納期まで長期間を要する従来のCAD等からの3DCG化に比べて価格を抑えることができる。
同サービスでは、3DCG化された空間をWEBブラウザ上で閲覧し、ドールハウス(3DCG鳥瞰図)やフロアプラン(3DCG平面図)のほか、一般的な360度パノラマウォークスルー(写真内観)などの方法によって建物の中を隅々まで見ることができる。管理はクラウド上で行うため、導入のハードルが低く、利用者間の共有管理も簡単に行える。また、光学撮影と同時に赤外線によるスキャンを行うため、3DCG上の任意の2点間の正確な距離情報を把握できる。
そのほか、不動産の現地調査、ホテルなどの営業支援ツール、建築・建設現場の施工管理ツール、歴史的建築物や芸術作品、展示物のアーカイブを目的に利用できる。
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