NECライティング(東京都港区)は、感震センサを搭載したLEDシーリングライト「グラン・クオリティ」シリーズの新製品25品種(住宅設備ルート8品種、家電量販ルート17品種)を10月1日から順次発売する。
同社は阪神淡路大震災の翌年の1996年、停電時にほのかに光る残光形蛍光ランプ「ホタルック」を発売。2012年にはLEDシーリングライトにもホタルック機能を搭載した。
今回の新商品は、消灯時に震度4~5弱の揺れを感知すると、昼光色100%で点灯し、電子アラーム音を30秒間発するもの。懐中電灯より広い範囲を明るく照らすことで、安全かつ迅速に避難行動をとることができる。
さらに震災時に停電が起きた場合にはホタルック機能が作動し、室内が真っ暗になるのを防止。平時には消灯後にホタルックLEDが点灯し、ほのかな光で室内を照らす。
この「グラン・クオリティ」シリーズでは、ホタルック機能の明るさを約2倍、点灯時間を従来比1.5倍の4~5分に延長した。
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