大建工業(大阪市北区)は、機械すき和紙畳おもてを表面の仕上げ材に使用した家具「MOVING TATAMIS(ムービング タタミス)」を、9月2日~6日にフランス・パリで開催される展示会「Maison & Objet(メゾン エ オブジェ)」に参考出展すると発表した。
世界的な家具の見本市に出展することで、加工性の良い機械すき和紙畳おもての用途拡大をめざすとともに、新しい市場・領域での事業展開の可能性を探るという。
環境に優しい「紙」素材を用いた機械すき和紙畳おもては、カビが発生しにくく、摩耗に強いなどの特徴がある。「MOVING TATAMIS」は、フランス人デザイナーのジョゼ・レヴィ氏との共同開発によるもので、畳おもての風合いと鏡面塗装を施された木材との組み合わせが、今までにない意匠性を持つ家具製品となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。